大濠ブルワリー

福岡市のランドマーク「大濠公園」沿いに設立されたマイクロブルワリーのブランディングプロジェクトです。

店舗設計・施工会社の「ブルワリーパッケージ」のショーケースとして設立されたこともあり、独自色を出し過ぎず、大人向けでニュートラルなブランディングを目指しました。

不動のランドマークである大濠公園のブランドのイメージを独占するため名称を「大濠ブルワリー」と設定。シンボルマークにおいては大濠公園の頭文字である「O」と大濠公園の俯瞰図を図案化しました。左下の“●”は店舗所在地を表しています。

コンセプトに対してすべて忠実に「統一」すると、ターゲットをこちらから絞ってしまうだけでなく、かなり間抜けな感じになってしまいます。そこで、ロゴとしての素性を持ったオフィシャルロゴと別に、飲食店として機能性を上げるキャッチーなアイコンを設定。ネオンサインや食器、スタッフのユニフォーム、販売用グッズなどに使用することで、オフィシャルロゴに統一しすぎない適度な抜け感をつくりました。

SNSでのマーケティングを活用しオープン半年前よりフォロワーとして見込客を獲得。お陰さまでグランドオープン初日より連日の賑わいを見せています。