CHURACOS

これまでオフライン広告が中心だったD2Cにおける熟年向け商材にもウェブマーケティングの波が訪れてきていた2012年。沖縄の健康食品通販会社のいち部門として化粧品ブランドが設立されることになりました。別の代理店によって当初提案されていたブランド名が長過ぎることから、これから先のウェブマーケティング時代における検索の容易さを考慮してブランド名を短縮する必要があると判断。「チュラコス」と命名することからプロジェクトが開始されました。

D2Cの業界では戦略としての模倣が当然のように行われます。そこで、一番の強みである「沖縄」のロケーションイメージを独占するため、ブランドロゴには沖縄をイメージさせるエレメントをすべて盛り込みました。

また、ロケーションに頼った特産品イメージではなく、実力派の化粧品ブランドであるとをアピールするためにステートメントを設定。強い紫外線や高温多湿など、肌にとって過酷な自然環境である沖縄だからこそ誕生した化粧品ブランドの必然性をアピールしました。

ブランド浸透の加速と、シリーズ展開の容易さ、アップセル・クロスセルの容易さを考慮し、商品パッケージはすべてブランドロゴを反映したものをデザイン。商品はネーミングは沖縄の方言を採用し、薬事的な側面を考慮しつつ効果効能をイメージさせるものにしました。

https://youtu.be/SFLL4zeg6W4

熟年向け商材のため、愛用してくださるお客さまを応援するウェブCMを制作。これまで生きてきた過去を思い出していくストーリーであるため、鉛筆画が水彩で着彩されていく演出を採用。女性の“これまで”を「肯定」するメッセージを込めました。

商品パンフレット

季刊誌

LTV向上に重要な同梱物は、都度キャンペーン施策に応じて制作していますが、それだけでなく、ブランドイメージの向上に重要な読み物なども定期的に制作しています。沖縄ならではの文化やロケーションの紹介の他に、季節に応じたスキンケア方法などを発信。スタッフの写真を多用した、親近感のあるツールを目指しました。